子供靴 正しい靴選び・サイズ選び
ここでは子供の靴についてのお話をしたいと思います。
子供の足の特徴、正しい履かせ方やサイズ選びの方法です。
さらに各スポーツシューズメーカーのベビーシューズやキッズ・ジュニアシューズが探せるようになっています。
子供の足とは
子供の足って、ただ小さいだけと思っていませんか?
実は、構造が全然違います。
子供の足の状態が、成長とともにどうなっていくかを、お話します。
子どもの足は、2歳ごろまでの成長が非常に早く、1年間で 1.5~2cm、また2~3歳の1年間では約1cmのペースで足の長さが成長すると言われています。
足の長さの成長に個人差はありますが、靴選びに関しては、シューズと足のつま先の間に0.5cm程度の余裕があるか、お子さんの足を頻繁にチェックしてあげるようにしてくださいね。
では子供の足についてお話しましょう。
赤ちゃんの頃の足
生まれたての赤ちゃんの足は、ぷくぷくですね。
ふわふわとして、くにゅくにゅ曲がったりします。
体に対して、かかとが小さく、柔らかい不安定な足。
特に、歩行前の足は土踏まずもなく、手と同じような感じです。
骨の状態はというと、外側からはわかりづらいのですが、まだ、骨がちゃんと出来上がっていません。
軟骨の中に骨が漂っているようなイメージのようです。
というのも、赤ちゃんの骨の70%までが軟骨成分なんです。
驚きですね。
まだ大部分が軟骨成分なのですから、靴選びは慎重にしなければなりません。
ベビーシューズ選びは、とても大切です。
幼児の足
4歳ぐらいになると、骨が成長してかみ合ってき始めます。
軟骨の中を漂っていた骨と骨がかみ合い始めるのです。
つまり、幼稚園に入る頃に、少し硬くなって、しっかり走ることができるようになります。
足が完全に出来上がるのは?
17~18歳で完全に出来上がり、大人の足になります。
この年齢は高校生後半です。
どんなにガタイが大きくて、足のサイズが大きくても、中学生ではまだ子供の足なのです。
中学生にもなると、好きなデザインの靴を選びたい気持ちが大きくなり、親も子供に任せがちですが、機能のしっかりした靴を選び、足に負担をかけないようにしたいものです。
間違った靴選びとは
1.、サイズの合わないものをはかせていること。
サイズに合わない靴を長く履いていると、
外反母趾、内反小趾、ハンマートゥ、浮指などになることがあるのです。
2.見た目のデザインだけで選んでしまうこと。
この頃は、小学生の女の子がヒールのある靴を履く傾向がありますが、
ヒールはつま先などに無理な荷重がかかりやすく、子供のうちに履き続けることで、一生足のトラブルを引きずることがあるので、要注意です。
特に外反母趾が多く、大人になっても靴の種類が制限され、思うようなおしゃれができなかったりします。
正しいサイズを測り、足に合った靴を選び、正しい履き方を学んでおくことが大事ですね
子供靴の履かせ方
では子供靴を正しく履かせるには、どのようにしたら良いのでしょう。
ミズノの内容を引用します。
1.シューズのベルトを広げ、靴下のシワを伸ばして足を入れましょう。
2.かかとをトントンとして、シューズのかかと部とぴったり合わせましょう。
3.かかとをぴったり合わせたらベルトをしっかりととめましょう。
4.足指を動かせるかどうか確かめましょう。
なんだかベルトを締めてからトントンしそうですが、締める前にやると良いようです。
そうすることで足指が動かしやすくなるのでしょうね。
サイズのはかり方
簡単に計測するには、壁を背にして立たせます。
かかとが壁についていることを確認したら、定規を用いて足先までの長さを測ります。
定規は壁と垂直にして、まっすぐ測りましょう。
ミズノでは、子供の足サイズの正しい測り方を提唱し、計測表がダウンロードできるようなサイトを作っています。
また、正しい履かせ方なども、図解入りで分かりやすく説明しています。
詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください↓
ミズノの公式オンライオンサイト(ミズノ公式オンラインショップ MIZUNO SHOP)です。
上部にあるメニューのうち、MORE その後、ミズノマガジン と進みます。
ミズノマガジンの、HOW TO を見ますと、2021年9月17日公開の記事に詳しく掲載されています。
実は、健康な体をつくるには、小さいころから足指も自由に動かせる「はだし」での生活を続けることが理想的なのです。
ミズノは、医学博士らと共同ではだし感覚で履けるキッズシューズの開発に取り組んでいて、
歩きはじめの不安定な足から本格的な運動に挑む足まで、それぞれの成長過程にあったシューズを取り揃え、育ちざかりの子どもたちの成長を支えたいと考えているようです。
また、靴ブランド各社もキッズシューズを取り揃えていて、デザインが豊富です。
ここからはスポーツシューズ各社のキッズシューズをご紹介します。
スポーツシューズ各社のキッズシューズ
機能性やデザインが充実している、靴メーカーのキッズシューズを見てみましょう
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